人は小さいときから、言うことを聞くようにしつけられます。生まれた時から親のいうことを聞かないと怒られて、親のいうことは絶対聞かないといけないと意識的に思ってしまいます。
反抗することはいけないことで、言うことを聞く子が偉いね~と誉められます。言うことを聞かない子は、きかん坊とかへんくつもの呼ばわれしてしまいます。
このような教育は義務教育が終わるまでずっとつづきます。先生や指導者のいうことを聞くのは当然で反抗は絶対にしてはいけません。
このように、上に立つ人のいうことを聞くことが社会にでてから役にたち、人から気に入られて人生をまっとうできると考えられています。
もしかすると、体育会系の大学に進学するとずっと続くのかもしれません。
このように上に立つ人の言うこは絶対で、全て
なんでも
はいということが美学であるかのように洗脳されてしまっています。
まさに自分がそうでした。自分が全てを我慢して頼まれごとや、命令されても嫌な顔ひとつせずなんでもやっていました。忍耐力のある人間で人から頼りにされる事が一番で、生きていく上ですばらしいことだと感じていました。
そんな人は世の中にたくさんいるんではないでしょうか。
ずっといいことをやっていれば人生は報われるし、会社でも出世できると信じています。
しかし人生はそんなに甘くはありません。社会に出てからは実はこんなことをしていてもそんなには役にたちません。
なぜかというと、人の下で働くことが前提の考え方だからです。人に従って給料を貰って生活をするために教育を受けていたことになります。
ずっと人の下で
はい
といい続けていくには相当の忍耐力が必要です。その忍耐力を持っていれば大丈夫ですが大半の人は体調を崩してしまいます。
社会に出てから生き抜くためには
自分の実力をつけて自分で考えて自分で行動する能力が必要になります。そんな能力を養うために良い本があります。自分も180度変わりました。
アドラーの個人心理学です。全ての悩みは自分で決めている。ということです。ただ第三者の人のせいにしている、自分の考え方が変われば世界が変わります。
これを読んで自分自身を変えて180度違う方向へ転換するきっかけをもらうことができました。
たしかに協調性や忍耐力といったことは、人間にとって必要なことです。
人生を変えたいのであれば立ち止まっていてはいけません。自分で考えて行動することです。きっと道が開けます。
今までいろんな人に流されて生きて来た人は、是非読んでみてください。
きっと自分の人生を歩んでいくことができます。
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