卓球練習方法 指導者の為の卓球練習方法中級者

卓球を初めた方にどんな練習をさせれば強くなるのかわからない。

指導者の方は常日頃悩んでいると思います。

初級者から中級者向けの練習方法を紹介したいと思います。

2時間という短い時間なので、集中を高めた状態で2時間できると良いと思います

■目次


 ▶モチベーションが大事
 ▶やる気を引き出す練習
 ▶基本練習
 ▶多球練習
 ▶試合練習

■モチベーションが大事


卓球を始めたばかり人はどんな練習をすれば上手になるのか指導も難しいと思います。

初めから上手な人はいないので、技術の向上だけに目が向くと思います。

しかし技術だけの指導をしてしまうと、せっかく始めた卓球がつまらないものになる可能性があります。

強くなる為には苦しい練習を行わなければいけないのですが、苦しい練習ばかり続くと、そのうち嫌な練習、嫌いな卓球になります。

好きこそ物の上手なれ

ということわざがあります。好きな物に対してはみんな努力を惜しまず頑張るので上達するということです。

1日2時間の練習を組んだとしても、他の時間も暇さえあれば練習できますので、まずは卓球を好きにさせることで、

練習時間以外の時間でできる練習を促せば、練習
時間は1日3時間、4時間にもなります。

卓球が好きになれば、厳しいトレーニング、厳しい練習にもついてこれるようになります。

大事なのは、モチベーションを上げられる環境作りが大事です。



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■やる気を引き出す練習方法


最初始めた頃は、ずっと基本練習をさせたくなります。

基本練習も大事なんですが、本人が好きな練習を取り入れるのも大事です。

やらされる練習になると、面白くありません。ただ言われたことをやるだけで、上達しない場合があります。

卓球は個人スポーツです。ある意味、試合で負けるのは、自分の練習のせいでもあります。負けて悔しくて、さらに練習して強くなるものです。

自分で練習するからこそ上達のスピードもアップします。

最初の頃、練習で一番嫌なものはトレーニングです。

長距離のランニングや腕立て伏せ、腹筋、背筋、ダッシュトレーニング、スクワットなど、卓球に必要なトレーニングはたくさんあります。

誰もやりたがりません。トレーニングを進んでするのはトップアスリートを目指す人くらいではないでしょうか。

高い目標、高いモチベーションがあるので楽しくトレーニングにも励めます。

しかし初心者には、目標が定まっていないため、厳しいトレーニングは中級者~上級者からがよいかと思います。

そこで楽しくトレーニングする方法があります。

サッカーをトレーニングに取り入れる。

縄跳びで何回飛べるか競争する

短距離のリレーをする

ドッジボールをする。

鬼ごっこをする。

綱引きをする。

時間で反復横飛びの回数を競う

最初の頃は、楽しみながらトレーニングできるので一石二鳥です。

こういった練習をいれることで、練習が楽しいと思う気持ちが出てくれば、とても良いことだとおもいます。

ある意味レクリエーションですが、やらないよりは、絶対にトレーニングになります。毎日コツコツ続けていくと成果が現れます。

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■基本練習


ここからは、二時間の中で、基本練習は15分しかできないと思います。

多球練習、ゲーム練習が効果的だからです。

難易度が簡単な方から卓球技術を載せたいと思います。

選手によっては得意、不得意があるので一概には言えませんが。

サービス

両ハンドツッツキ

フォア打ち

バックハンドハーフボレー

スマッシュ

フォアドライブ

ブロック

フリック

チキータ

バックドライブ

フットワーク

カウンタードライブ

色々な技術がありますが初心者の場合はたくさんの技術の習得にはたくさんの時間を必要とします。

最初のウォーミングアップ程度の基本練習であれば、

フォア対フォアのラリー
バック対バックのラリー

フォア対フォアのツッツキ

バック対バックのツッツキ

程度で良いと思います。

15分やれば十分です。

うまくなればこれに

ドライブ対ブロック

ストップ対ストップ

引き合いもできたら良いです。

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■多球練習


初級の方にも、ここからは自主性を持ってもらい、練習を選んでいきましょう。

多球練習が技術習得には一番良い練習です。短い時間でたくさんボールを打てるらです。

一番大事なのは、球を出す人です。

球を出す人は卓球経験者が良いです。出すピッチの速さなども、練習する人に合わせて出さなくてはなりません。

相手のレベルに合わせて出しましょう。

多球練習の内容としては、ぜんぜん打てない人は、足を止めておなじ場所で打って良いんですが、少しなれてきたら、

必ず足を動かしながら練習するのが鉄則です。

両ハンドツッツキ

フォア打ち

バックハンドハーフボレー

スマッシュ

フォアドライブ

ブロック

フリック

チキータ

バックドライブ

フットワーク

カウンタードライブ


フットワークは習得するのに一番時間がかかります。良いフットワークになるには数年かかると思います。

ですが、少しでもフットワークができないと、卓球は上達しません。

常に動いてボールを打てるように練習しましょう。

例えばスマッシュ練習を
する場合、最初は同じコースで足を止めて打っていても、上達したら、
左右一本づつにボールを送りそれを反復横飛びの動作で打っていく。

さらには1本2本のフットワークで、フォア側でスマッシュ、バック側でバックハーフボレー、バック側で回り込んでスマッシュ、
フォア側で飛び付いてスマッシュという練習もできます。

フットワークが上達してきたら、反面ランダムにしてそれをフォアスマッシュで打っていく。

ここではスマッシュでしたが、他の技術練習でも工夫して試合の流れのパターンに応じて足を動かしながら練習しましょう。

本人のレベルに応じて練習していく事が大事です。最初から厳しい練習では、なかなか上達しません。

少し余裕があるくらいのピッチの速さで行ってください。


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■ゲーム練習



ゲーム練習では、仲間がたくさんいる場合は、競争力が生まれるゲームの組み立てが大事です。

順位をつけて、勝ち負けによって順位を変動させたり、

1セットごとの勝敗ごとに、勝ったら、次の台に移動、負けたら前の台に下がるという風に、

エレベーター式に試合をしても競争力がうまれます。

試合の勝ち負けで、勝つ喜び、負けた悔しさがわかり、悔しいときほどさらに練習への意欲が湧いてきます。

この競争力で、1日2時間の練習を集中力を高めて練習できる環境に整えれば、上達も早いと思います。


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