小学校低学年の卓球指導方法 楽しむ卓球を教えよう




最近の卓球を始める年代は年々低下してきており小学校低学年からする人も増えてきています。

しかし始めたばかりの子が半年もしないうちに辞めてしまうのを目にします。

卓球は小学生が出場する試合はたくさんあり1ヶ月に数回なんてざらにあります。

試合に出れば親なども勝ってほしいと思うのは当たり前で小学校低学年から勝つ練習をするようになります。

すると卓球の楽しさを知る前にやらされる練習になってしまい、卓球を辞めてしまう子もいるのが現状です。

ではどういった練習方法が小学校低学年には合っていて卓球を楽しみながら続けていけるのかまとめてみました。

■目次



 ▶基本練習の概念

 ▶卓球を楽しむには

 ▶負けた悔しさを知る

 ▶練習3試合7

 ▶まとめ

■基本練習の概念



良く卓球の練習で行われるのは基本練習です。どの卓球選手も基本練習を一通り行わないといけないと思い込んでいます。

指導者も基本がしっかりしていないと試合では勝てないと思い込んでいます。

だから小学校低学年から基本を身に付けさせればどんどん強くなる選手を育てられると考えてしまいます。

ところが基本練習なんてまったく楽しくないしましてや小学校低学年の子供に基本練習の概念はまったくありません。

ただ卓球をやっていて楽しいか楽しくないかが真っ先にきます。

1時間も2時間も基本練習をしても授業と一緒で退屈になってしまいます。

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■卓球を楽しむには



卓球を楽しむにはやはりゲーム練習をたくさん取り入れるべきです。そんなことをしても強くならないという人もいるかもしれません。

しかし素人は素人同士のレベルで点数を競いあってどうやったら得点できるのか考えて自分で試合を組み立てて勝利を導くことがとても楽しいのです。

また試合をするととても集中して試合をするし勝った時の喜びも味わえます。

卓球の楽しさはやはりゲーム練習が1番です。たとえ基本ができていなくても、試合に対する考え方ややり方は身に付きます。

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■負けた悔しさを知る



試合をたくさんしていると小学校低学年でも負けた悔しさが出てきます。

これがとても大事なことです。いつも基本練習ばかりしていたら悔しさなんてまったく感じません。

負けて悔しい時に勝つために練習することが基本練習になります。そしてその練習の成果を試すのが試合です。

するととても卓球が楽しくなり勝つ喜びと負けた悔しさを知ることでより一層卓球に打ち込むようになります。

まずは試合が1番でそこから展開して練習をするというふうになれば小学校低学年でも練習をするようになります。

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■練習3試合7



小学校低学年のうちは練習3割試合7割くらいで練習の時間を割いてもいいのかもしれません。

基本練習の意味を分かっていない時はただやらされている練習で何も考えずにただボールを打つだけになってしまいます。

やはりゲーム練習のほうが常に自分に責任があるので自分の考え方次第でポイントに結び付くので良く考えるようになります。

小学校低学年から良く考えることを養うことは基本を身に付けることよりも大事に思います。

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■まとめ



小学校低学年から勝負にこだわり過ぎてしまうと学校の授業のような指導方法になってしまいます。

せっかく卓球を楽しもうと思ってきても勝つために基本練習ばかりが繰り返されるとつまらなくなり辞めてしまうのは分かります。

卓球は本来、試合をして勝ち負けを決めるスポーツです。

小学校低学年では基本ができていなくても卓球の試合をして楽しさを覚えるのも基本なのかもしれません。

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