介護職員手当てが低い 病院で勤務する介護職員は介護職員処遇改善加算がない




現在介護保険の適用となる施設では介護職員処遇改善加算と呼ばれる国からの補助金制度があります。

処遇の改善目的でその補助金を介護職員の給与に上乗せするものです。

良い施設では3万円台からあまり良くない施設では1万円台と開きがあります。なぜ開きがあるかは後で書きます。

しかし病院で働く介護職員には適用されず、依然として給与は低水準のままです。介護保険の施設に転職を考えるべきです。

なんといっても2019年にはさらに金額の上乗せがあるという国からの方針も発表されています。

今まさに介護職員には春が訪れたと言ってもいいくらいです。では病院で働いている人が本当に転職をしたほうがいいのではと思われることをまとめてみました。

■目次


 ▶処遇改善加算1の施設を見つける
 ▶良くない施設は
 ▶介護福祉士が主役
 ▶将来を見据えて
 ▶まとめ

■処遇改善加算1の施設を見つける



処遇改善加算の種類には
1~5まで5種類あります。この1~5までの加算の開きで、月々1~3万円の給与への上乗せ額が変わってきます。

もし介護職員が転職を考えるなら処遇改善加算1をとっている施設に転職を考えるべきです。

その理由はまず手当てが3万円台と高額だからです。自分の給料とは別に3万円上乗せされるんです。かなりの給料アップです。

そして処遇改善加算1をとっている施設は超優良企業です。なぜかと言うと加算1を取るためには、職員に対して高いレベルで処遇を良くしてそれをクリアした施設にだけ加算1を取ることができます。

高いレベルでの処遇とは給与規定の整備や周知徹底、資格取得の援助や資格取得後の昇給、職位の設定、適切な研修制度などたくさんの項目に及びます。

このような事項をクリアできた施設だけが加算1を取ることが可能であり、働きやすい環境の施設であると言えます。

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■良くない施設は



仮に優良企業とは反対の加算1を取れない施設はあまりおすすめできない施設です。

介護職員処遇改善加算を取とっても施設には1円も特はないなで、めんどくさい書類や職員の処遇を良くして加算を取る必要はないのです。

ただ施設として職員に少しでも働きやすい環境を整えて、処遇改善加算1を取得して、給与の上乗せをしてあげたいと思っている施設は優しい良い施設です。

処遇改善加算は国の政策に過ぎないので、いつ終わるかわかりませんが、終わってしまえば介護職員の給与の昇給の条件や、職位や資格取得によっての昇給などの事前に周知徹底していたことが残ります。

その時のことを考えると処遇改善加算を取得しないで介護職員の人件費を長期に渡って削減しようという施設もあります。

そのような施設に残っている人はあまりおすすめできないので、介護職員処遇改善加算1を取得している施設にすぐに転職を考えるべきです。

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■介護福祉士が主役



介護保険の施設は、徐々に介護福祉士が主役になりつつあります。給与面に関しても団塊の世代が75才になる2025年までは人員不足を補う為に処遇改善加算で上がる見通しがたっています。また現場でも職位の確率や、労働条件の改善により介護福祉士が活躍できるようになります。

介護の現場では介護福祉士が中心として今後担っていくことになり、職位も上がれば管理職クラスの職位が確立することになります。

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■将来を見据えて



介護職員も将来を見据えて働けるようになります。資格は初任者研修から始まり実務者研修、介護福祉士、認定介護福祉士、介護支援専門員など介護職員は処遇の改善により、資格取得を支援してもらうことができ、資格取得と同時に昇給、職位アップといった労働条件が開示されているので

より一層将来を見据えて職場で働けるようになります。今までは介護職員のイメージとしては低賃金で重労働、昇給も微々たるもので将来を見据えて働くことができませんでしたが、今からは胸を張ってどうどうど仕事ができます。

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■まとめ



介護職員処遇改善加算は病院で働いている介護職員には適用されない為、介護保険の施設との給与の差は広がるいっぽうです。

処遇改善加算の適用されている施設と病院とでは加算額が月に3万円以上も変わってきます。

そして介護職員処遇改善加算1を取っている施設を見つけることで、将来が保証され優良な施設へ転職できます。

ただ1つ不安なのはいつ国からの処遇改善加算金が打ち切られるかということです。打ち切られると月々3万円給与が減ることになるので、国の動向は必ずチェックして行動する必要があります。

当分の間はないと思いますが介護職員の人員の充足次第では加算金も減らされるかもしれません。

ただ言えるのは今のところ優良な施設へ転職した方がすぐに給与アップの可能性が高いということです。

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