指導者としては常に子供たちに試合で勝ってほしいと願っていると思います。負けると悔しいし、指導にも熱が入ってしまいついついやらせてしまう練習になってしまいます。
小学生のうちは練習には従いますが、実際にはやりたくない練習をこなしているという場合もあります。
それよりは、楽しい練習を増やして子供たちの集中力をマックスにあげて熱中させる練習のほうが効果的である場合があります。
そのような練習方法をまとめてみましたので参考にして下さい。
■目次
▶
練習より試合 ▶
競争する練習 ▶
トレーニングは楽しく ▶
楽しい時ほど集中する ▶
まとめ ■練習より試合
小学生の時に基本練習、応用練習、多球練習など、大人がおこなうような練習を課すとあまり楽しそうに練習しません。
練習の意味もわかりませんし、遊びがないので子供にとってはつまらないものです。
大人は練習の意味が分かっているので試合に勝つ為にはどのような練習をすればいいか考えられます。
子供にとっては試合がすべてであり、練習をあまり必要としません。試合の方が集中力も高まり、勝つ為にはどうすれば良いのか考えられるようになります。
小学生のうちは、練習の時間をたくさんとるより
試合をして卓球の面白さや勝負することの意味を知ることが大切です。
▶
目次にもどる ■競争する練習
練習でもただ厳しい練習を課してもただこなすだけの練習になってしまいます。
小学生のうちはラリーを何回続けられるかとかスマッシュを何回連続決められるかとか簡単な競争をして練習をおこなうと
集中力もアップして上達が早くなると思います。
ただ上手くなる為に練習をするのではなく競争をすることで楽しく集中力をアップさせることができます。
▶
目次にもどる■トレーニングは楽しく
卓球はある程度筋力がなければなかなか強くなることができません。小学生のうちから厳しいトレーニングはなかなかできないので、遊んで筋力を付けるトレーニングが効果的です。
縄跳びを競わせるとか腕を鍛える為に綱引きをするとか、サッカーで脚力をつける、など楽しくトレーニングする方法はたくさんあります。
小学生なら鬼ごっこなんかしても脚力をつけてフットワークを良くすることができます。
トレーニングは苦しくてきついイメージですが工夫次第では遊び感覚で楽しくトレーニングすることができると思います。
▶
目次にもどる■楽しい時ほど集中する
練習を厳しくすれば集中して練習ができて効率が良いと思われがちですがそうでもありません。
緊張状態では集中力が落ちてしまい効率的な練習がなかなかできません。
1番良いのは楽しくて熱中する練習をおこなうと集中力を最大限に使って練習ができると思います。
練習の計画を立てる時はただ練習の内容だけを考えて練習を組み立てるのではなく、いかに集中して練習できるのか練習方法を考えることも大切です。
▶
目次にもどる■まとめ
小学生の練習を考えるのはとても苦労します。目先の勝利ばかりを追ってしまうとどうしてもやらせる練習をおこなわなくてはいけません。
それでは途中でやめてしまう選手もいたり、卓球をあまり好きになれずに努力をあまりできなかったりします。
卓球の楽しさがわかると努力を惜しまない選手になれるので小学生の練習では楽しく集中力を高めて効率のよい練習が求められます。
▶
目次にもどる
- 関連記事
-
コメント