最近胃の調子が悪いが市販の薬でどうにかごまかして生活している。悪い病気ではないか心配にはなっているが、なかなか病院には足が向かない。
そんな方は大勢いると思います。胃の場合、吐き気やムカつき胃痛などいろいろな症状がありますが
病名を特定するのは、症状だけでは100%の判断はできません。
胃潰瘍や胃ガン、逆流性食道炎などいろいろな病気が隠れているかもしれません。
胃の病気を確実に判断するには、実際に胃を見れる胃カメラが1番早い検査方法です。
胃の状態を確実に見ることができます。
では実際に胃カメラとはどのような検査か紹介していきたいと思います。
■目次
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食事は前日の21時まで ▶
検査前の薬 ▶
検査前の麻酔 ▶
胃カメラ ▶
まとめ ■食事は前日の21時まで
胃カメラの検査では食事は12時間以上は空けなければなりません。
食べたものが消化しきれずに検査の邪魔をしてしまいます。ですので前日の21時以降は絶食となります。
検査当日の食事は朝食は、食べてはいけません。水を少量ならいいみたいです。
お腹が空く方もいらっしゃると思いますが、検査後に食べるおにぎりなんかを持っていくといいかもしれません。
前日は消化の良いものを食べて、検査に備えましょう
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目次にもどる ■検査前の薬
ガスコンドロップと言うのみ薬で(病院によって使用薬剤は違う)
検査の30分前に飲む薬があります。カルピスのような飲み物です。
味も少し甘いです。これを少量飲みます。
胃腸のガスを合体させ排出する効果があります。
そんなに対した薬ではありませんので抵抗なくすぐ飲むことができます。
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■検査前の麻酔
15分くらい前になるとまず麻酔薬を飲みます。キシロカインビスカス(病院によって違う)と言うお薬をスプーン一杯飲みます。
飲みますと言っても麻酔薬なので早く飲み込まないで自分で胃カメラが通る口の中から喉にかけてゆっくり麻酔をかけるつもりでまんべんなく浸透させていきます。
これに失敗すると検査が苦しいかもしれません。
しっかり麻酔を効かせましょう。
味は結構まずいです。おいしいと言う人は少ないと思います。
麻酔はすぐに聞いてきて舌とのどがしびれてきます。
さらにキシロカインスプレーをのどの奥に吹き掛けさらに麻酔を効かせていきます。
このスプレーは普通のスプレーなので特に問題ありません。苦しくもありません。
次にブスコパン注を腕に射ちます。筋肉注射の為結構痛いですが、我慢が必要です。
ブスコパン注は胃の痙攣を防ぎ痛みを抑えます。
そして最後に検査直前にセルシン注を血管に射ちます。この注射は緊張を和らげ眠気が襲ってきて寝てしまう人もいます。
起きていたとしてもボーッとした感覚に襲われてゆったりとして検査を受けられます。
寝ている人が多いので寝ている間に検査が終わっていることがほとんどです。
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目次にもどる■胃カメラ
麻酔が効いてから胃カメラをするので胃カメラを入れられてもほとんど何も感じません。時間は5分~10分もあれば終わります。
すぐに検査自体は終わってしまいます。
胃カメラの太さですが小指くらいの太さで麻酔が効いているので、何も感じません。
口にはマウスピースをくわえているのでわざわざ口をあける必要もありません。
鼻から入れる胃カメラもありますが、口からの胃カメラでも苦しいことはないのでどちらでも大丈夫だと思います。
胃カメラの検査よりも検査前の注射のほうが痛いような気がします。
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目次にもどる■まとめ
最近胃が痛いとか、ムカつきや吐き気が治らないと思っている方は、すぐ消化器内科を受診して胃カメラ検査を受けましょう。
想像しているよりも案外簡単な検査です。
胃の違和感を気にしているよりもよっぽど楽です。
仮にガンが見つかったとしても早期に治療を行えば回復する見込みはかなり高いと言えます。
ポリープがあったりした場合は細胞を採取して悪性か良性かの検査も行えます。ピロリ菌がいるかも調べられます。
検査の結果で治療方針が明確になるので、とてもすっきりします。いつまでも胃の症状で悩んでいるよりも検査を受けましょう。
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