病院の経営で利益を出すためには、診療報酬において算定漏れを防がなければなりません。また施設基準や人員基準をしっかり把握して、病院の機能を生かしていかなければなりません。
しかし少しの基準の把握ミスで年間何百万という算定ミスをしてしまうことは珍しくありません。
診療報酬は2年に1度改定があります。その都度しっかり基準をおさえていかなくてはいけません
診療報酬すべてに目を通し算定漏れのないようにしましょう。
院内の人材だけで診療報酬改定の把握を行えれば問題ないのですが、少ない人材ですべてに目を通すことは不可能です。
事務員の仕事は他にも多岐にわたりあるので改定の把握だけに目を向けて仕事をすることはできません。
そんな状態の時は院外から病院経営コンサルタントを招くのもひとつの経営手法です。
コンサルタントは診療報酬改定のことはもちろんですが、病院の人員、人件費、周辺の医療圏の状態や人口、高齢化率など数多くの項目を集計して
総合的に判断をしてくれます。自院の人材では目につかないこと外からまると無駄がたくさんみつかります。
また診療報酬改定では細部おいて改定内容を把握しているので、施設基準や人員基準を総合的にみてどの点数を取っていけば経営が安定していくのか見出だしてくれます。
とくに改定で頭を悩ませるのが、入院の病床をどのように運営していくかです。ここを間違えてしまうと莫大な損失を招いてしまう恐れがあります
コンサルタント料が高額であってもそれ以上に診療報酬をきっちりと算定していけるようになれば
コンサルタント料は安いものです。
診療報酬改定は2年に1度なので、最初算定を間違えていくと、2年は同じように失敗してしまうと2年間で何百万も変わってきます。下手すると何千万の規模になるかもしれません。
そうならない為にもしっかりコンサルタントを入れて病院の機能を100%活かせる経営手法が大事です。
それが経営を長く続けていける考え方でもあります。
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