卓球凡ミスなぜ簡単なミスをするのか

卓球の試合をみているとなんで簡単なボールをネットにひっかけたり、打ったボールをオーバーミスしたりするのか全然わからないという話を聞いたりします。

先日も親から聞かれました。うちの息子は何であんな簡単なボールをミスするんでしょうか?

親は素人です。卓球のことはほとんど知りません

しかし卓球をしている方はなぜ凡ミスをするのか
だいたいわかります。

何もしらないで見ている人にとっては、野球に例えるとスローボールを三振するようなものです。

ではなぜ凡ミスをするのか解説してみたいと思います。

■目次


 ▶ラバーによる球種
 ▶対戦相手
 ▶サービス力
 ▶プレッシャー
 ▶まとめ

■ラバーによる球種



卓球のラバーは1種類だけではありません、大まかに分けると

裏ソフトラバー

表ソフトラバー

粒高ラバー

があります。それぞれ特性が違うので説明します。

裏ソフトラバー

裏ソフトラバーは誰もが思い浮かべるツルツルのオーソドックスなラバーです。

回転がかけやすく扱いやすいラバーなのでたくさんの人が使用しています。

世界で活躍する人もこのラバーを使用することがありとても人気で代表的なラバーです。

表ソフトラバー

表ソフトラバーは裏ソフトラバーとは違い低い粒々で打球するラバーです。

表ソフトは打球すると少しナックル(下回転系)になります。

福原愛選手も粒の高い表ソフトを使っていました

粒高ラバー

粒高ラバーは粒が柔らかく高いので、打球すると
相手のボールに合わせてとても変化のあるボールで返球することができます。

下回転系のボールを打球すると上回転で返球することができ、上回転のボールを打球すると下回転で返球できます。

魔法使いのようならばーです。

凡ミスの理由


選手はいろいろなラバーに対しかなり神経質になって試合をしなくてはなりません。

トップ選手は相手のどのラバーに対しても対応できる実力がありますが、

初級~中級クラスの人はけっこう相手のラバーによって失敗します。

特に粒高ラバーを使用している人には要注意です。

凡ミスばかりしていると感じたら対戦相手が粒高ラバーを使用していませんか?

粒高ラバーはただボールを返球しただけでかなりの変化をします。

その変化に対応できなくてただミスをしてしまっているというのが見受けられます。

それが凡ミスに見えてしまいます。どのラバーを使っているか注意深く見てください。

目次にもどる

■対戦相手



対戦相手は一人一人違う戦型です。攻撃を得意とする人もいれば、守備を得意とするひともいます

またどちらもできる人もいます。

だいたいの試合で対戦する相手が多いのは攻撃対攻撃を得意とする選手同士の試合が1番多いです。

攻撃をする人はどうしてもリスクを背負って攻めていきます。どうしてもミスが出てしまいます。

しかしミスを恐れずに先に11点とれば勝ちになるので攻め続けて試合を有利に進めることです。

凡ミスの理由


戦型が攻撃選手ではありませんか?攻撃選手は攻めていくのでどうしても凡ミスが出てしまいます。

守備型の選手と対戦すると余計に攻撃のミスが目立ちます。守備型の選手はカットマンであったり粒高を使っている選手がほとんどです。

まったく攻撃してきません。相手が攻撃してこない分、攻撃型の選手にとっては凡ミスが目立つようになります。


目次にもどる

■サービス力



初級から中級クラスで1番難しい技術はレシーブです。サービスはスピードだけでなくどの回転かを見極めてそれぞれの回転に合わせてラケットの角度を調整しないといけません。

とても難しい技術だと言えます。

凡ミスの理由


相手のサービス力がありサービスの変化についていけてるでしょうか?

初級~中級クラスでもたまにサービスの良い選手がいます。相手のサービスの回転が分からなければ、ほとんど試合になりません。

レシーブミスをするのは試合の時1番の凡ミスに見えてしまいます。

しかしサービスの回転を見分けるのはかなりのレシーブ練習をしなければなりません。

目次にもどる

■プレッシャー



試合で1番の敵が緊張です。緊張するといつもの力の半分くらいしか出せない選手もいます。

そんな緊張している時にチャンスボールが上がってきて打ちミスをしてしまう。そんな光景をたくさん見ます。

本人は一生懸命やっているのだけれど、結局まわりの人から凡ミスと思われてしまいます。

一生懸命やればやる程
力が入ってしまいミスが多くなってしまいます。

凡ミスの理由


勝ちに対して過度にプレッシャーをかけていませんか?
勝たなければならないといつも言われるとかなりのプレッシャーになります。自分で自分の目標の為にプレッシャーをかけるのはいいんですが、

凡ミスを恐れるようになると更なるミスをしてしまう可能性があります。

リラックスが1番です。

目次にもどる

■まとめ



凡ミスをする理由はこの他にもたくさんありますが、日頃の練習でカバーすることができます。

日頃の練習で凡ミスをしないよいに練習をすることが大切です。

粒高に対してミスが多い場合は粒高の練習に取り組んで、レシーブミスの多い人はレシーブの練習に取り組むと良いと思います。

練習で自信をつけれると緊張もしなくなります。

凡ミスをする理由は練習にあると言ってしまえばそれまでですが、如何に工夫して取り組むかを考えれば上達できると思います。


目次にもどる
関連記事

コメント

非公開コメント

よろずや

いろいろな情報を発信するブログ