卓球の練習はたくさんありすぎてどの練習をすれば一番勝てるのか?今まで卓球をしてきて、
いろいろな選手をみてきましたが、プレースタイルはそれぞれ違います。
練習も攻撃的の選手、守りの選手は練習が違います。
普段の練習では基本練習を行い、フットワーク練習、多球練習、3球目攻撃、レシーブから4球目
課題練習、試合練習、
サーブ練習があります。
強い選手はどの練習も平均的にこなしていきます
その練習の中でも一番練習できるのが、サーブ練習です。サーブ練習を積極的に行う選手はけっこう少ない気がします。
どちらかというと楽しいラリーや試合練習を好むと思います。
また卓球台がないと練習できないと思っている選手は多いです。サーブ練習でははサーブを切る練習は
卓球台がなくても練習できます。サーブの回転のかけ方はたくさんありますので、台がなくても一人で創意工夫することができます。
また台がある場合は相手がいなくても一人で黙々と練習できます。
フットワーク練習は相手がいないと練習できません。また体力の消耗が激しい為長く練習できません。ライバルに差をつけたい方は
何時間でも練習できるサーブ練習に取り組むことで差をつけられます。
卓球の試合ではサービスの凄さはなかなか伝わってきません。しかし実際強い選手のサーブは凄く回転がかかっていて
なかなかレシーブできません。
サーブが良いと試合の主導権を握れると言っても過言ではありません。
それくらいサーブは大事なものです。
サーブ練習の参考に重要な点をまとめてみました
■目次
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1球目攻撃の気持ちで▶
サーブの基本▶
サーブの種類を増やそう▶
サーブの長短コース▶
まとめ ■1球目攻撃の気持ちで
サーブ練習をする上で大事なことは、サーブで点数をとる気持ちで練習することです。
サーブで得点できるくらいのサーブ力が身に付くととても楽に試合に勝てるようになります。
もちろん基本技術は必要です。
サーブが良いと相手はどうにか返すだけになってしまいます。するとチャンスボールが返ってくる確率も高くなり3球目で攻撃ができます。
優勢に試合を進めることができます。
最初のうちは短いサーブをしようとするとほとんど回転のかかっていない変化のないサーブしかできません。
そこを長くてツーバウンド目が台から出てしまうサーブであっても思いっきり切ってスピードも変化もあるサーブを出すことが大切です。
短いサーブは少し力を弱めて調整していけば出せるようになります。
大事なのは回転がかかっているサーブを出すことができるかということです。
回転をかける為に思いきって切ってサーブを出してサービスエースを狙うつもりで練習してください。
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目次にもどる ■サーブの基本
サーブが切れるようになったらまず覚えたいのは下回転系のサーブで短く出すことです。短く出せば相手のレシーブは強打はできません。
ここではチキータレシーブには触れません。
ツッツキでのレシーブが多くなります。それを3球目で攻撃していくのが基本です。
下回転系のサービスを中心に考えることでそこから違う回転のサーブで種類を増やしていくといいと思います。
まず増やしたいのは、ナックルサービスです。簡単に言えば全然切れていないサービスです。
下回転のサービスと同じスイングでナックルサービスも出せるようになると相手は切れているのか切れていないのか分からなくなり、レシーブが甘くなり、3球目攻めやすくなります。またレシーブミスも出ます。
同じフォームでどちらかわからないように出すのがベストです。
下回転のサーブはラケットの先の方で打球し、
ナックルサービスはラケットの内側で打球することにより回転の幅を広げられます。
ラケットの先の方はかなり強い力が加わる為とても回転がかけやすいです
逆に内側のグリップよりはほとんど力が加わらないのでナックルのサーブが出しやすいと言えます
このように同じフォームで2種類以上のサーブが出せるようにすることが大事です。
この基本をマスターして他にもいろいろなサーブを覚えていってください
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目次にもどる■サーブの種類を増やそう
基本的なサービスができたらどんどんサーブの種類を増やしていきましょう。なぜサーブの種類を増やすのかというと、
いつも対戦相手は違うからです。そしてそれぞれの選手には得意、不得意があります。
たくさんサーブの種類を増やすことで相手に合わせてサーブを組み立てれば相手の弱点を攻めることができます。
基本は下回転と言いましたが、相手が下回転のレシーブが得意の選手だとサーブは効きません。
そんな時は横下回転や横回転、など相手の待ちを外す工夫が必要です。
また相手がカットマンや粒高ラバーを使っている選手に対しては、速いサービスが有効的な場合があるので日頃からの練習が必要になります。
日頃からいろんなことを考えて試合を想定してサーブの練習をする必要があります。
そうしないと自分の好きなサービスばかり練習しても相手に通用しないと意味がありません。
卓球の戦型はたくさんあります。戦型ごとにサービスを考えることも大事です。試合であわてない為にもしっかり準備してサービスで主導権をにぎりましょう。
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目次にもどる■サーブの長短コース
サーブの基本や種類を増やすこともできたらサーブの長さやコースも考えましょう。
これもたくさんある卓球の戦型に対応する為には大切です。
長短でも長いロングサービスから短いサーブを自由自在に出せるようにしましょう。またもっと上手くなればエンドラインギリギリでツーバウンドするサービスはとても効果があります。
それはストップレシーブができないからです。ツッツキレシーブしかできなくなってしまうからです。
またチキータレシーブが主流になってきているので相手のバック側に短いサーブを出すと簡単にチキータで攻めこまれてしまいます。
そこでフォア前のサーブやバックのサイドをきっていくサービスを多用することで、チキータを封じることができます。
サービスでのコースというのはとても大事です。しかしなかなかコースを鋭くついたサーブ練習はなかなかやっていないと思います。
サービスは回転もとても大事ですが、相手の待ちを外すコースをつくこともとても大事です。
どちらもできてくるとさらにサービス力は上がってくると思います。
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目次にもどる■まとめ
ただサービスといってもまだまだ他にも現代のあたらしいヤングジェネレーションサーブやしゃがみ込みサーブなどいろんなサーブがあります。
しかしたくさんいろんなサービスができたからと言って勝てるとはかぎりません。
自分の得意のサーブというものがたくさん練習していくうちにきっと見つかります。その得意のサービスを徹底的に練習することが自分の独自のサービスとなり、誰にも真似できないものになります
ライバルと差をつけるためにサービスを徹底して練習することで必ず勝てるようになります。
試合の主導権を握ることができます。
主導権を握ってしまえば勝ったも同然と言えるでしょう。
サービスの練習は孤独でそんなに楽しいものではありませんが勝つためには1番の近道であるのは間違いありません。
普段の練習からサービス練習を積極的に取り入れて実践してみてください。必ず良い結果が生まれるはずです。
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