高齢者の多くは病気にかかり病院に入院して療養をします。そして軽快したら、退院を進められていざ家に帰ろうとしても自宅で一人で暮らすことができない。人の手を借りて生活しなければならない。そんな時、新たな生活の場を選ばなくてはなりません。
選ぶお手伝いをしてくれる相談員やケアマネージャーさんはいます。
ですが最後は自分の判断で選ばなくてはいけません。
特別養護老人ホームや介護老人保険施設、有料老人ホームなど選択肢がでてきます。
認知症なとがある場合はグループホームと言った選択肢もでてきます。
特別養護老人ホームは要介護3以上の規定があり、公的な機関の為入所待ちがあり、より重症で療養の必要な方が優先されます。
料金が比較的安いため入所待ちをさらに増加させます。医療機関が運営している場合は配置医師が母体の医療機関の為、病状の急変などがあれば、迅速に対応できます。
介護老人保険施設は、中間施設と呼ばれ病院を退院しても病状がさらに落ち着くまで、入所できます。医師や理学療法師、看護師といった職種の中で医学的な管理を元に療養をできます。
病状が安定すれば、退所 となりますので在宅で療養することになります。
グループホームは、別名認知症対応型共同生活介護と言われます。認知症のある方が共同で日常生活を送る場所です。
日常の介護や看護をうけながら、自立した生活を送ります。ケアマネージャーも専従でいますので、外部サービスとの連携して暮らすことができます。
有料老人ホームは看護師または介護士が日常の介護を行ってくれます。居住費用は全額自己負担で、介護度によっては特定施設入居者生活介護などの介護保険サービスも受けられます。
居住費用も他の施設に比べ割高となっています。
人員も資格を持たない介護職員が働けます。看護師は少人数となってしまいます。
ここで気を付けたいのは日常の健康面です。病院や公的な機関は人員基準が厳しく資格を持った医師、看護師、介護福祉師、理学療法師、管理栄養士、など身近にサポートしてもらえちょっとした変化にも迅速に対応ができます。
有料老人ホームは自宅扱いです。協力医療機関などを定めるよう努めるとありますが、夜間や時間外など迅速な対応に応じてくれる医療機関は少ないです。
そこで大事なのは、運営母体の確認です。運営が民間企業の場合は、とても良い施設でも確認が必要です。
最終的な健康面でのサポートを協力医療機関に委ねられます。ここがしっかりしていれば安心です。
母体が医療法人でかつ体調を崩した場合すぐ対応してくれる有料老人ホームを見つけるのが良い方法です。
病院ですので、他職種で対応可能ですので、そういったところまでみて有料老人ホームの選び方を行ってください。
母体が主治医だとなおさら良いと思います。
自宅として高い料金を支払うので、少しでも手厚いサービスを受けれる施設を選ぶのが得策です。
介護保険を使っているサービス事業者はインターネットで確認できます。評価なども載っていますので参考にしてみてください。
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