戦争の歴史の本海賊と呼ばれた男で戦争の歴史も学べる





海賊と呼ばれた男

映画化にもなったこの本は戦前戦後の日本の復興と戦争での日本の移り変わりがわかる本でもあります。今まで戦前戦後の日本の歴史をほとんど知らない方は是非読んでください。

主人公の 国岡鐵造(くにおかてつぞう)は出光興産(石油)の創始者をモチーフにされており、戦後の日本がいかにしてハイスピードな復興を遂げたのかがわかります。

そして国岡商店の経営理念男気溢れる国岡鐵造の経営手法がすばらしいです。会社は社員を縛り付けようとしますが、国岡は違います。この国岡商店には出勤簿はなく自由です。しかし国岡はたくさんの店員がいるなかで店員一人一人の名前、出身地は把握しています。
経営が苦しいときも、解雇はせずに一人一人大切にしています。

そのような国岡鐵造のもとに集まった優秀な店員たちが石油を舞台に大活躍していきます。

日本は戦争でなぜ劣性にたたされたか。石油と戦争の歴史、戦後の石油と外資系企業との戦いが
わかります。戦後国岡鐵造のような男がいないと日本は外資のまれてしまっていました。

幾度と国岡商店は苦難に遭遇しますがそれを次々に乗り越えて最後は大企業へと発展していきます。

経済と戦争の歴史を同時に学べる貴重な本です。

この本を書いたのは、鋼のメンタルでも有名な
百田尚樹さんです。











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